熱海のパワースポット・来宮神社を参拝|日本最樹齢の大楠の迫力と境内の見どころ

家族三人の熱海旅行で、パワースポットとして知られる来宮神社を参拝しました。とくに印象に残ったのは、天然記念物の大楠です。間近に見る太い幹と大きく広がる枝は、迫力満点でした。
それほど大きくない神社という印象でしたが、訪れたときは多くの人でにぎわっていました。滞在時間はざっくり1時間弱でした。境内や大楠の写真とともに、車で訪れた際の様子や駅からの行き方を紹介します。熱海旅行で参拝の予定を立てる参考にしてください。
来宮神社のアクセスと参拝案内
来宮神社は熱海市西山町にあり、最寄りの来宮駅から徒歩約5分です。電車で訪れる場合は、熱海駅からJR伊東線に乗り換えると、駅から神社までの徒歩移動を短くできます。
来宮駅から徒歩約5分
JR伊東線の来宮駅は、熱海駅の次の駅です。神社までは約400mで、公式案内では徒歩約5分です。駅からの道を調べるときは、目的地を「来宮神社」にして向かいましょう。
熱海駅から直接向かう場合の公式の目安は、徒歩約18分、タクシー約6分です。来宮駅からは徒歩約5分なので、徒歩移動を短くしたい方は、JR伊東線への乗り換えも検討できます。今回は車で訪れたため、徒歩の時間は私の実測ではなく、公式案内の目安です。
バスを利用するなら、熱海駅から「来の宮神社前」を通る便に乗り、同停留所で下車します。便によって経由地が異なるため、乗車前に行先と停車するバス停を確かめてください。
参照:来宮神社のアクセス案内 / 伊豆箱根バスの熱海地区時刻表
車で行く場合の駐車場
東京方面から熱海へは、厚木ICから小田原厚木道路、西湘バイパスの石橋ICを経由し、真鶴道路や熱海ビーチラインを通るルートがあります。沼津方面からは、伊豆縦貫道の大場・函南ICを経由し、熱函道路で熱海市内へ向かいます。
市内に入ってからは、神社の住所「静岡県熱海市西山町43-1」を目的地に設定すると分かりやすいでしょう。
今回は車で訪れ、坂の上の駐車場に停めました。満車に近い状態でしたが、無事に駐車できました。訪問時の話なので、いつでも同じように停められるとは限りません。
神社の駐車場は有料です。公式サイトでは、鳥居前の誘導員の指示に従うよう案内しています。満車などで利用できない場合に備え、来宮駅前の市営駐車場も候補に入れておくと安心です。
駐車場の案内や利用条件は変わることがあります。車で向かう前に、神社公式サイトの駐車場案内をご覧ください。神社は混雑を避けるため、公共交通機関の利用も呼びかけています。
参照:熱海市の交通案内 / 来宮神社の駐車場案内 / 熱海市観光協会の市営駐車場案内
参拝時間と境内の設備

来宮神社では、社殿への参拝に加え、ご神木の大楠や第二大楠、境内の小さな社を見て回れます。今回の私たちの滞在は、ざっくり1時間弱でした。茶寮での休憩や授与所への立ち寄りを予定する場合は、その時間も加えて考えるとよさそうです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県熱海市西山町43-1 |
| 最寄り駅 | JR伊東線 来宮駅 |
| 公式サイトの時間案内 | 9:00〜17:00(ご祈祷の受付は16:30まで) |
| 主な見どころ | 国指定天然記念物の大楠、第二大楠、社殿、境内の社 |
| 境内の施設 | 茶寮、授与所など |
| 駐車場 | 有料。混雑時は周辺の市営駐車場も検討 |
なお、公式サイトには夜間のライトアップの案内もあります。上の時間を、夜間は境内に入れないという意味で受け取らないようにしてください。夜の参拝を予定する場合は、ライトアップの案内と、利用したい施設の受付時間を分けてご覧ください。
社殿の前には階段があります。車いすなどで階段を避けたい方は、来宮神社の公式サイトで参拝経路を調べてから向かいましょう。工事に伴う公式案内では、正面大鳥居で乗降し、車を提携駐車場へ移したうえで、誘導員に迂回路を尋ねるよう説明しています。案内に時間がかかる場合もあります。
参照:来宮神社の境内図 / 来宮神社の時間案内 / 来宮神社の参拝・迂回路案内 / 来宮神社の大楠・ライトアップ案内
来宮神社の鳥居から社殿へ、境内の見どころ
入口の鳥居や参道だけでなく、第二大楠や小さな社も境内の見どころです。
竹に囲まれた鳥居と参道
入口には、竹に囲まれた赤い鳥居が立っています。鳥居のそばには「来宮神社」と刻まれた石柱があります。赤い鳥居と緑の竹が並ぶ景色が、参拝の入口になっています。
鳥居の先は石畳の参道です。竹や木々に囲まれた道の奥に、社殿が見えました。

駐車場に車を置き、正面へ回ると赤い鳥居が迎えてくれました。


空洞が残る第二大楠

第二大楠は、幹に大きな空洞が残る木です。根元から上へと開いた部分が見え、角度を変えた写真では、幹の形の違いがよく分かります。

神社の説明によると、幹の内部の多くは落雷によって失われたそうです。それでも生き続け、葉を茂らせています。奥にあるご神木の大楠とは別の木なので、それぞれの姿を見比べてみてください。

第二大楠も、すでに風格十分でした。長い年月を生きてきたことを感じる姿でした。
空洞の中には、小さな祠も見えます。
参照:来宮神社の第二大楠の説明
三峯社と来宮稲荷明神

三峯社には黒い鳥居があり、その奥に赤を基調とした小さな社が立っています。神社の説明では、大正期に埼玉県の三峯神社から祀られたそうです。社の両脇には、三峯信仰で神の使いとされる山犬の像があります。

三峯社がありました。秩父三峯神社からの分祀だそうです。三峯神社とゆかりもあったのかと思うと感慨深いです。
ちなみに筆者である私は三峯神社へ登る表参道で森歩きのツアーも行っています。ご興味のある方はどうぞ!
社の両脇には、お犬様(オオカミ様)の像があります。

うれしくなって、いろいろな角度から写真を撮りました。
参照:来宮神社の境内図 / 来宮神社の摂末社案内
社殿と周囲の景色

社殿の前には広場があり、階段の先に緑色の屋根と赤い柱が見えます。訪れたときは、社殿の前や周囲にも多くの人がいました。

正面へ近づいた写真では、白い幕や屋根の曲線がよく分かります。社殿の内側を写した一枚には、金色の装飾やしつらえも残っています。
高い位置から写した写真では、社殿と広場を木々が囲んでいる様子が見えます。赤い建物には「神楽殿」の扁額が掲げられていました。
境内はそれほど広くないと感じましたが、高台からは熱海の町並みも見えました。
さっそく社殿の前でお参りしました。

ご祈祷をお願いすることもできます。

上から眺めると、こぢんまりした境内を森が囲んでいます。いい雰囲気の神社だと感じました。

神楽殿も立派でした。
来宮神社の迫力満点の大楠を間近で見る
今回の参拝でとくに印象に残ったのは、ご神木の大楠でした。全体の枝ぶりだけでなく、近くから見た幹の太さにも迫力があります。
大楠へ続く緑の小道

大楠は、本殿に向かって左奥にあります。「大楠」と書かれた石の案内には矢印があり、進む方向を示しています。

大楠へ続く「楠への小路」は、竹や木々に包まれた道です。私には道幅が少し狭く感じられましたが、雰囲気のよい竹林の中を歩いていきます。

大楠のそばには木の通路や階段、天然記念物と刻まれた石碑もあります。人が行き交う場所なので、立ち止まって写真を撮るときは、通路を空けるようにしましょう。
最初は大楠がどこにあるのか探していましたが、社殿脇の標識が目印になりました。
いよいよ大楠と対面です。周りにはネットが張られ、直接触れないようになっていました。
参照:来宮神社の楠への小路
大きく広がる枝と太い幹

大楠を少し離れて見ると、太い幹から枝が大きく広がっています。近くに立つ人や周囲の建物と一緒に写ると、その大きさが伝わります。
近くからの写真では、幹のこぶや深い凹凸まで見えます。大きな木というだけではなく、幹そのものが複雑な形をしていました。私には、この大楠の姿が迫力満点でした。

大楠は国指定天然記念物で、神社は樹齢2100年以上と紹介しています。境内には、大楠の由来を伝える掲示もあります。
幹を一周すると寿命が一年延びるという話などが伝えられていますが、これは神社に伝わる伝説です。長い年月を生きる木に人々が願いを託してきたことも、大楠を知る手がかりになります。

片側の幹は朽ちているように見えますが、もう片方は大きく枝を広げています。近くで見ると、幹が根元付近から分かれている様子が分かりました。
角度を変えると、幹の形も違って見えます。

神社と大楠の由来は、そばの案内板にも書かれていました。

こちらの案内板には「日本最樹齢の樟」と書かれています。現地の掲示として紹介します。
参照:来宮神社の大楠の説明
見上げて分かる大楠の大きさ

下から見上げる構図では、幹から分かれた枝が頭上へ伸び、その先に葉が広がっています。全景とはまた違う、大楠の高さを感じられる写真です。

幹の上方へ目を向けると、枝が空へ伸びています。近くから見る樹皮には深い凹凸や苔があり、複雑な形をした幹には、長い年月が詰まっているように感じました。
来宮神社のお守りと御朱印授与所と周辺の立ち寄り先
境内には茶寮と授与所があります。参拝に休憩や買い物を組み合わせたい方へ、写真に残る案内と、近くの立寄り先を紹介します。
境内の茶寮とメニュー

屋外の空間に面した茶寮の写真には、「厨・楠の香」の表示とメニュー看板が写っています。楠の香は、参集殿の屋上階にある茶寮です。
神社の公式メニューでは、報鼓のおしるこや甘酒などが紹介されています。写真のメニュー看板は撮影時のものなので、品ぞろえや料金は注文前に店頭でご覧ください。
このあとの昼食を控えていたため、今回は茶寮で飲食しませんでした。訪れたときは、たくさんの人が利用していました。
境内には、報鼓や楠の香のほか、五色の杜、鳥居の結び葉もあります。参拝の途中で休憩したいときに立ち寄れます。
大楠を見終えて周囲を散策すると、スタンドカフェ「楠の香」がありました。
参照:来宮神社の茶寮案内
お守りと御朱印の案内

授与所には、色や形の異なるお守りが並んでいました。御朱印の案内板には複数の見本が掲示され、特別御朱印紙の案内もあります。


今回は、お守りも御朱印も授かりませんでした。写真に写るのは撮影時の陳列や掲示です。同じ授与品や特別御朱印紙がいつでもあるとは限らないので、希望するものがある場合は、参拝時に授与所で頒布状況や初穂料をお尋ねください。
参集殿にはお守りや御朱印の受付のほか、お手洗いやカフェもあります。訪れたときは多くの人がいました。
撮影時の御朱印の見本は、本社の来宮神社、兼務社の湯前神社、摂社の来宮弁財天でした。特別御朱印紙の案内も出ていました。
来宮駅周辺と熱海梅園
参拝の前後に食事やお土産を探すなら、来宮駅へ向かう途中の福道町商店街も候補になります。神社の鳥居前からトンネルを抜けて右へ進むと、駅へ向かう道沿いが福道町です。神社の「来福スウィーツ」の案内には、この商店街の菓子店や飲食店も載っています。
散策を組み合わせるなら、熱海梅園もあります。所在地は熱海市梅園町8-11で、来宮駅から徒歩約10分です。これは駅からの目安で、来宮神社から直接歩く時間ではありません。
熱海梅園は通常無料ですが、梅まつり期間には有料となる時間帯があります。季節の催しや入園条件を観光協会の案内で見てから、旅の予定に組み込んでみてください。
参照:来宮神社の来福スウィーツ案内 / 熱海市観光協会の熱海梅園案内
家族で参拝して心に残った大楠
家族三人で来宮神社を訪れました。1時間弱の滞在で心に残ったのは、やはり大楠の迫力です。広すぎない境内ながら、高台から熱海の町並みも眺められました。
枝の広がりと、間近で見る幹の凹凸。写真を振り返ると、その両方に大楠の大きさが表れています。熱海旅行で訪れるなら、社殿への参拝とともに、この木の姿もゆっくり眺めてみてください。
今回の熱海旅行で泊まった宿・食事・立ち寄り先
今回の家族旅行では、来宮神社・アカオフォレスト・桃山館の観光とあわせて、熱海後楽園ホテルで宿泊や食事、温泉も楽しみました。同じ旅の体験を、以下の記事で紹介しています。
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