都心から90分で森へ|秩父で過ごす「整う」休日

「森に行きたい」と思ったとき、週末だけで行ける場所があったらいいと思いませんか。

埼玉県の秩父は、首都圏からのアクセスがよく、山と渓谷の自然に入りやすいエリアです。近いのに、ちゃんと森に入れる。これが秩父の良さだと思っています。

私は屋久島で約17年、ネイチャーガイドとして活動してきました。そして現在は出身地である秩父で、その経験を活かして、森歩きのツアーも行っています。

この記事では、秩父で日帰りで「整う」ための、無理のない1日プランをお伝えします。

歩いて、食べて、湯に入る——盛りだくさんにしないのがコツです。

目次

都心から90分。秩父には「深い自然」がある

秩父へは、西武鉄道の特急Laview(ラビュー)が便利です。池袋駅から西武秩父駅までは最短77分(目安:約80分)。この距離感が、秩父の大きな魅力です。

朝に池袋を出れば、昼前には森歩きを始められる——そんな感覚で動けます。
※列車ダイヤや、どの散策地へ向かうか(駅から徒歩/バス/タクシーなど)で到着時刻は変わります。

ウェルトリップ タカユキ

週末にふらっと行ける距離に”自分の森”があるって、すごく価値があると思っています

秩父は、都心から近いのに、森の雰囲気がしっかりあります。

整備された散策路を歩けば、木漏れ日の中を気持ちよく歩ける。沢の音が聞こえる場所もあれば、静かな林の中をゆっくり歩ける場所もある。

「近いから物足りないんじゃないか」と思う方もいるかもしれません。でも実際に歩いてみると、想像以上に”森に入った感”があることに驚くはずです。
※ここで言う「深い」は主観的な表現で、感じ方には個人差があります。

屋久島ガイドの私が秩父を選んだ理由

屋久島は「特別」、秩父は「日常の延長」

屋久島は”特別な森”です。スケールも濃さも別格で、行けば気持ちが切り替わる感じがある場所。

でも、行くには時間もお金も体力も必要です。

秩父を選んだ理由は、「日常の延長で森に入れる距離感」があるから。週末にふらっと行ける場所に”自分の森”があることが、忙しい人には一番の価値になると思っています。

「すごさ」より「ちょうどよさ」

ウェルトリップ タカユキ

屋久島は圧で効く。秩父は静かに、でも確実に整えてくれる

屋久島が圧倒的な自然でドーンと効くタイプなら、秩父は静かに、でも確実に、呼吸やペースを整えてくれるタイプです。

秩父の森は、圧倒されない分、力が抜けやすい。初めての方でも「怖さ」が出にくいし、日帰りでも満足しやすい。

森の「すごさ」を求めるなら屋久島。でも「ちょうどよさ」を求めるなら、秩父は相性がいい選択肢だと思います。

1回の大旅行より、回数が効く

森で整うためには、1回の大旅行より「回数」が効く——私はそう感じています。

月に1回でも、2時間でも、繰り返す方が整いやすい。だから、週末にふらっと行ける距離にある秩父は、忙しい人にとって理想的な場所なんです。
※効果の感じ方には個人差があります。

秩父の自然で「整う」日帰り1日プラン

朝の三峯神社の森

忙しい人に一番すすめたいのは、「歩く → 食べる → 湯に入る」を1日で完結させることです。

盛りだくさんにしないのがコツ。欲張らない方が、結果的に整います。

歩く|息が上がらないペースで森を歩く

まずは整備された散策ルートで、息が上がらないペースで歩きます。

ウェルトリップ タカユキ

急がずに歩くと、呼吸が勝手に深くなります

秩父ミューズパークなど、散策しやすい道が整っている場所がおすすめです。短いコースでも十分。大事なのは「頑張らないこと」です。

朝、まだ人が少ない時間帯に、木漏れ日の中をゆっくり歩く。すると、頭の中のざわつきが静かになっていく。「よし、切り替えよう」と思って切り替えるんじゃなくて、気づいたら戻ってる感じです。

→ 森林浴の効果について詳しくは「森林浴の効果とは?」をご覧ください。
→ 初心者の方は「森歩き(森林浴)初心者ガイド|服装・持ち物・歩き方の基本」もどうぞ。

※森林浴(いわゆる”Shinrin-yoku”)に関する研究では、ストレス指標や気分に短期的な変化が見られる可能性が示唆されています。一方で研究の条件や個人差も大きく、「必ずこうなる」と断定はできません。

食べる|秩父らしさを1品だけ

歩いたあとは、秩父らしいものを1品だけ。

名物なら、わらじカツ丼のように「これを食べに来た」と思えるものがおすすめです。時間が読めない日は、そばや軽めのものでも十分。

大事なのは、食事も「頑張らない」こと。あれこれ回ろうとせず、1品だけで満足する。その方が、体も心も楽です。

湯に入る|駅前温泉で締める

ウェルトリップ タカユキ

ここまでやると、翌日が少し楽に感じることが多いです

最後は温泉で締めます。西武秩父駅前の「祭の湯」なら、帰りの電車に乗る前に立ち寄りやすい。

歩いて、食べて、湯に入る。ここまでやって1日が完結すると、「休んだ感」が残ります。

※営業時間や料金は変わることがあるので、行く前に公式情報で確認してください(URLは末尾にまとめています)。

秩父の自然をガイドと歩くという選択肢

一人で行くのが不安な方へ

「森を歩いてみたいけど、一人で行くのは不安」という方もいると思います。

どこを歩けばいいかわからない。迷ったらどうしよう。そんな不安があると、せっかくの森歩きも楽しめません。

ウェルトリップ タカユキ

一人で行くのが不安なら、一緒に歩きましょう

オーセン秩父のツアーについて

私が運営する「オーセン秩父」では、秩父の森で森歩きのガイドツアーを開催しています。

  • ゆっくりペースで森を歩く
  • 気持ちの良い場所でコーヒータイム
  • 地元食材を使った特製ランチ付き

「Re:connect」をコンセプトに、自然とのつながりを取り戻す時間を提供しています。

体調や天候が合わない日はキャンセルOK。キャンセル料もかかりません(※無料になる条件・締切などは予約ページの規定に従います)。無理せず、自分のペースで参加できます。

まとめ|秩父の自然は、あなたを待っている

秩父は、池袋から最短77分(目安:約80分)で行ける「近いのに森に入りやすい」場所です。

  • 日常の延長で森に入れる距離感
  • 「すごさ」より「ちょうどよさ」
  • 歩く → 食べる → 湯に入る、で1日完結
ウェルトリップ タカユキ

「癒されなきゃ」と思わなくていいです。無理のない距離で、無理のないコースで、ただ歩いて帰る。それで十分です

森での変化は、派手じゃなくていい。「呼吸が少し深くなった」「肩が少し下がった」「帰ってからよく眠れた」——その程度でも十分、ちゃんと価値があります。

秩父の自然は、待っていてくれます。焦らなくて大丈夫です。

関連記事

参考URL(本文から参照するリンクまとめ)

西武鉄道(特急Laview/秩父方面)
https://www.seiburailway.jp/railways/chichibucm/

西武秩父駅前温泉 祭の湯(公式)
https://www.seibu-leisure.co.jp/matsuri/index.html

オーセン秩父(ツアー)
https://hb-connect.co.jp/chichibu-tour/

森林セラピーソサエティ
https://fo-society.jp/

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