長良川温泉 鵜匠の家 すぎ山|外観は古めでも、景色と朴葉味噌の朝食が良かった

鵜匠の家 すぎ山は、外観を見て「客室や水回りも古いのでは」と選ぶ時に迷いやすい宿です。実際に泊まると印象は変わり、今回の和室は整っていて、窓いっぱいに長良川と金華山が広がっていました。
客室内風呂には古さが残りますが、大絶景の大浴場、川沿いの景色と朴葉味噌の朝食は、この宿を選ぶ理由になります。設備の新しさを最優先するなら客室写真を先に、景色と朝食が目当てなら川側・町側と食事条件・総額を見比べて決めると、自分に合うか判断できます。
鵜匠の家 すぎ山に泊まった感想|外観は古めでも、館内と客室は快適だった
鵜匠の家 すぎ山は、外観を見たときと、客室に入ったあとで印象が大きく変わった宿でした。建物には年季を感じ、「客室も古いのかな」と少し気になったのが正直なところです。

ところが、ロビーを通って今回泊まった客室へ入ると、室内はきちんと整い、トイレや洗面まわりもきれいでした。窓の向こうには長良川と金華山が広がり、外で抱いた心配はここでだいぶやわらぎました。

長良川の眺めに見入り、きれいな水回りも快適に使えた
今回の宿泊でとくにきれいだと感じたのは、部屋の窓から見た長良川と金華山です。夕暮れのやわらかな色に包まれ、しばらく眺めていたくなる景色でした。
トイレや洗面まわりも清潔で、滞在中は気持ちよく使えました。外観を見て水回りまで不安になった人でも、客室内は別物として考えて大丈夫でした。
外観と客室内風呂には古さを感じた
ウェルトリップ タカ一方で、すべてが新しいわけではありません。
外観に加えて、今回泊まった客室の内風呂には昔ながらの造りが残っているように感じました。
私は大浴場を利用したので、客室内風呂は使っていません。設備の新しさを重視する人や、部屋のお風呂でゆっくりしたい人は、予約前に客室の浴室写真を見ておくと、イメージ違いを防げます。
設備の新しさより、長良川の景色と朝食を楽しみたい人におすすめ
鵜匠の家 すぎ山は、新築ホテルのような新しさを求める人より、長良川の景色や岐阜らしい朝食を楽しみたい人に合うと感じました。
古い部分はありますが、館内や今回の客室は快適に過ごせる状態でした。外観だけで候補から外さず、眺望のある部屋と食事内容まで見て決めるのがおすすめです。
鵜匠の家 すぎ山で泊まった和室|窓越しに長良川と金華山を楽しめた
夕方に客室へ入ると、和室にはすでに布団が敷かれていました。夕食なしのプランだったこともあり、荷物を置いたらそのまま部屋で休める状態でした。
ここからは、今回泊まった客室で実際に確認できた範囲を紹介します。
窓いっぱいに長良川と金華山が広がり、部屋にいながら景色を楽しめた
広縁の先にある窓へ近づくと、目の前に長良川、その向こうに金華山が見えました。山頂には岐阜城も見え、川と山の距離が思っていた以上に近く感じられます。


鵜匠の家 すぎ山には川側と町側の客室があります。部屋でこの景色を楽しみたいなら、予約画面で眺望の表記を先に見ることが大切です。
到着時には布団が敷かれ、すぐに和室でくつろげた
今回の和室には、到着した時点で布団が敷かれていました。広縁と窓際のテーブルもあり、横になって休む場所と景色を見る場所を分けて使えます。




すぐ休みたい人には楽ですが、日中に部屋を広く使いたい人もいます。布団を敷くタイミングは、プラン説明で確認できます。
洗面・トイレは新しくきれいで快適、客室内風呂だけには古さを感じた
洗面台の周りにはアメニティやタオルがまとめられ、トイレもきれいに整っていました。外観を見て水回りが心配になった人でも、ここは安心して使えました。








ただし、客室内風呂はタイル張りの昔ながらの造りで、私は古さが気になりました。洗面・トイレと内風呂は印象が別なので、「水回り」とひとくくりにせず、内風呂は客室写真で分けて見ておきましょう。


洗面スペースは和室側からガラス越しに見える造りでした。同行者との距離感が気になる場合は、視線を遮る仕切りがあるかを客室写真で確認できます。




鮎のお茶菓子とお茶を楽しめて、冷蔵庫やアメニティもそろっていた
客室のテーブルには、鵜飼の鮎をかたどったお茶菓子が置かれていました。見た目にも土地らしさがあり、実際に食べてみるとおいしかったです。




今回の客室では、緑茶とほうじ茶のティーバッグ、電気ポット、冷蔵庫も確認できました。蛇口には水を飲める旨の案内があり、実際に飲んだ水もおいしく感じました。




備品は客室やプランで変わる可能性があります。必要なアメニティが決まっている人は、予約する部屋の設備欄で確認するのが確実です。




鵜匠の家 すぎ山の朝食|朴葉味噌を温めながら、小鉢まで少しずつ味わう
朝食の席で最初に目を引いたのは、朴葉の上にのった味噌と、食卓いっぱいに並ぶ小鉢でした。
宿泊時の一例ですが、朝から少しずついろいろな料理を楽しめる和朝食です。




朴葉味噌に焼き魚、小鉢まで並び、朝からいろいろ味わえた
朴葉味噌は卓上で温め、味噌がやわらかくなったところをご飯と一緒にいただきました。濃いめの味噌が白いご飯によく合い、宿の手書き案内でも「飛騨名物」と紹介されていました。




焼き魚のほか、煮物などの小鉢もいくつも並びました。一品ずつの量は少しずつでも、品数が多く、朝からしっかり食べたい人にも満足感がある内容でした。






手書きの案内を読みながら、料理の背景まで楽しめた
食卓には、朝食の料理を紹介する手書きの案内がありました。朴葉味噌やみそ汁のことがやわらかな言葉で書かれ、何を食べているのか分かるのがよかったです。


ただ料理が並ぶだけでなく、土地とのつながりを知りながら食べられると、朝食の時間が少し記憶に残りやすくなります。献立は時期や仕入れで変わるため、朴葉味噌が目当てなら、予約プランの食事内容を先に見ておくと確実です。
客室内風呂の古さが気になり、長良川温泉の大浴場へ
客室を見て回ったとき、内風呂だけは洗面やトイレより古さが残っていると感じました。



私は部屋のお風呂を使わず、館内の大浴場を利用しています。


ここからは、実際に体験した範囲と公式情報を分けて書きます。客室内風呂を使わなかったことは書けますが、大浴場の湯や眺めは、実際に確かめた感想としては触れません。
客室内風呂には古さを感じたので、今回は使わなかった
今回の客室内風呂は、小さめの浴槽にタイル壁という造りでした。汚れていたわけではありませんが、洗面やトイレとの印象差があり、私は大浴場を選びました。
部屋で入浴を済ませたい人にとっては、客室内風呂の造りも大切です。予約時は「バス付き」という設備表示だけでなく、客室写真まで見ておくと選びやすくなります。
長良川温泉に入れるのは展望大浴場、屋上露天風呂は温泉ではない
公式案内では、長良川温泉を使用しているのは展望大浴場です。一方、屋上露天風呂と露天風呂付客室の露天風呂は温泉ではないと説明されています。
「露天風呂なら温泉」と思い込みやすいところですが、鵜匠の家 すぎ山では入浴場所によって湯が異なります。温泉が目当てなら、展望大浴場に入れる時間を旅程に組み込んでおきましょう。
男女入替と入浴時間は、入りそびれないよう先に確認したい
展望大浴場の公式案内は15:00〜24:00、翌朝6:00〜9:00です。時間による男女入替制のため、到着後に利用時間を確認しておくと入りそびれにくくなります。
屋上露天風呂も男女入替制です。利用時間や休止状況は変わることがあるため、宿泊直前に公式の温泉案内か館内案内で確かめておくと確実です。
館内ロビーでゆったりもいいし、長良川沿いの散策もおすすめ
早朝、私はロビーの窓際に座り、目の前の長良川と金華山を眺めながら残っていた仕事をしました。



部屋を出ても同じ景色を楽しめるのが、この宿のよいところです。
外へ出れば川沿いを歩けるので、館内でゆっくりする日も、少し体を動かしたい日も過ごし方を選べます。
ロビーはソファやテーブルが並び、大きな窓の向こうに長良川と金華山が見えます。窓際の席は、部屋とはまた違う角度で景色を眺められる場所でした。


入口付近には鵜や鵜飼の道具も展示
入口付近には鵜や鵜飼の道具も展示されています。長良川の景色を見るだけでなく、宿と鵜飼のつながりを館内でも感じられました。




ロビーの窓際で長良川を眺めながら、早朝の仕事がはかどる




早朝に仕事をしていると、コーヒーが欲しくなりました。ところが、その時間は無料の飲料サービスがまだ始まっておらず、飲めなかったのは少し残念でした。
宿泊時の朝食案内には、ロビーのコーヒー・紅茶サービスは8:00〜10:00と書かれていました。朝早く出発する人や、起きてすぐコーヒーを飲みたい人は、この提供時間を頭に入れておきましょう。
宿を出て長良川沿いを歩くと、夕方の景色が心地よかった
夕方は宿の前から長良川沿いへ出て、川を眺めながら歩きました。対岸には金華山と岐阜城が見え、宿前からの眺めをゆっくり楽しめました。


川辺の道は、観光地を次々に回るのとは違う過ごし方ができます。予定を詰め込みすぎず、夕方に少し散歩する時間を残しておくと、長良川沿いの立地をより楽しめると思います。




鵜匠の家 すぎ山へは車でも公共交通でも行ける|駐車場・バス・送迎
JR岐阜駅と名鉄岐阜駅からは、どちらも岐阜バスで約20分です。「長良橋北・鵜飼屋」で降り、そこから宿までは徒歩約5分と案内されています。
車でも公共交通でも行けますが、駐車場への入り方と送迎の利用条件は先に知っておくと迷いにくくなります。
電車ならJR・名鉄岐阜駅からバス約20分、降りて徒歩約5分
公共交通では、JR岐阜駅または名鉄岐阜駅から岐阜バスを利用します。乗車時間の目安は約20分で、最寄りは「長良橋北・鵜飼屋」バス停です。
バスを降りてからは徒歩約5分。時刻表や道路状況で所要時間は変わるため、到着時刻を決めるときは、利用日のバス時刻表も合わせて見ておきましょう。
車なら約80台の無料駐車場へ。満車時は第2駐車場を利用
公式案内では、駐車場は約80台分あり、宿泊者は無料です。館内1階の駐車場が満車の場合は、第2駐車場を利用します。
宿の前にある長良川プロムナードは一般車の通行が禁止されていますが、宿泊者は通行券の発行を受けて通れます。
初めて車で向かう場合は、予約後に入口と通行券の受け取り方を確かめておきましょう。
送迎を利用できるのは、要予約の10名以上
岐阜市内近郊の送迎バスは、公式案内では10名以上が対象で、事前予約が必要です。少人数の旅行で駅から送迎してもらえるサービスとしては案内されていません。
グループ旅行で送迎を希望する場合も、人数だけで確定とは限りません。日時、乗降場所、利用できる範囲を宿へ確認してから旅程に入れるのが安全です。
予約では部屋の眺望を先に確認し、食事と総額を見比べる
長良川の景色を目当てにするなら、予約画面では価格より先に部屋の眺望を見たいところです。
川側と町側では、滞在中に窓から見える景色が変わります。
部屋を決めたら、禁煙・喫煙、食事、総額、キャンセル条件の順に確認すると、安さだけで選んで後悔しにくくなります。
長良川の景色を楽しみたいなら、眺望・禁煙喫煙・食事条件から確認
客室は川側と町側に分かれ、禁煙・喫煙の条件もあります。今回のような長良川と金華山の眺めを望むなら、「和室」だけで決めず、川側かどうかまで見て選びましょう。
次に見るのは食事条件です。今回の朝食は満足感がありましたが、夕食の有無や朝食内容はプランによって異なります。部屋と食事を一緒に見て、過ごしたい滞在に合うプランを絞ると選びやすくなります。
料金とキャンセル条件は、同じ日・人数・食事で見比べる
宿泊料金は、日付、人数、部屋、食事の有無で変わります。表示額だけを比べると条件違いを見落とすため、同じ日・同じ人数・同じ食事条件にそろえて総額を見るのが基本です。
キャンセル料や期限は、予約プランごとの最終確認画面で確かめられます。料金差が小さいときほど、変更しやすさや取消条件まで含めて選ぶと納得しやすいです。
公式と予約サイトの総額を比べて、自分に合う方を選ぶ
公式予約ページでは、他社予約サイトより「5%程お安い料金」と案内しています。ただし、他社のセールやクーポンによって変わるとも明記されているため、公式が常に最安とは限りません。
同じ部屋と食事条件で総額を見比べ、使いたいポイント、支払方法、キャンセル条件まで含めて自分に合う方を選ぶのが現実的です。予約先より先に、泊まりたい部屋を決めておくと比較がぶれません。
川側の空き状況と総額は、日付・人数・食事条件を入れるとその場で確認できます。同じ条件にそろえて見比べると、景色と料金のバランスで選びやすくなります。
鵜匠の家 すぎ山のよくある質問
予約前に残りやすい疑問を、公式案内で確認できた範囲に絞ってまとめます。時間や提供状況が変わる内容は、宿泊直前にも確認が必要です。
- チェックイン・チェックアウトは何時?
-
チェックインは15:00から、チェックアウトは10:00までです。到着が遅くなる場合や食事付きプランを選ぶ場合は、プランに記載された最終チェックイン時刻も確認が必要です。
- 日帰り入浴は利用できる?
-
公式では、日帰り入浴は2026年6月1日から休業と案内されています。宿泊者の大浴場利用とは別の扱いなので、日帰りで温泉だけ利用したい場合は、再開状況を公式温泉ページで確認する必要があります。
- 鵜飼は客室やロビーから見える?
-
公式は鵜飼シーズン中、ロビー、食事処、川側客室、旅館前の川岸から鵜飼を楽しめると案内しています。ただし、見え方は部屋の向きや当日の状況で変わり、観覧船も天候や増水の影響を受けます。鵜飼を旅の主目的にする場合は、川側客室の条件と開催・運航状況を予約前に確認する必要があります。
まとめ|外観の古さだけで決めず、客室の景色と朝食まで見て選びたい
鵜匠の家 すぎ山は、外観や客室内風呂に古さを感じる一方、今回泊まった客室や水回りは快適で、窓からの眺めと朝食が心に残る宿でした。
私なら、次の順番で宿泊候補に残すかを決めます。
- 長良川と金華山の景色を部屋から楽しみたいか
- 設備の新しさより、眺望や朝食を重視するか
- 川側・町側、食事、総額、キャンセル条件を自分の希望で選べるか
建物の古さだけで外してしまうと、窓の向こうに広がる長良川や、朴葉味噌を温めながら食べる朝の時間まで見落としてしまいます。
新しさを最優先する人は客室写真をよく確認し、景色と食事を楽しみたい人は川側の部屋から見てみる。そうすると、鵜匠の家 すぎ山が自分の旅に合うか、落ち着いて決められると思います。









